植物育種研究室
Laboratory of Plant Breeding and Genetics
植物育種研究室
Laboratory of Plant Breeding and Genetics
植物育種研究室では、植物の品種改良に役立つ基礎的な技術開発を目的に、イネ、アサガオ、レンコンにおいてDNAマーカーを用いた研究をしています。現在、久保山教授のもと博士課程1名、修士課程2名、学部学生4名が在籍しています。
研究室の概要
研究の目標
1)雑種に関する研究
・育種では通常、交雑によって有用な遺伝子を品種へと導入します。その際、雑種が得られない、雑種が成育不良になることが育種の障壁となることがあります。私達は、交雑不親和性の機構を明らかにし、育種の可能性を広げること目標に研究を行っています。
・雑種では両親より生育が旺盛になる雑種強勢や生育不良になる雑種弱勢のような現象が起きることがあります。雑種における生育を制御する原因について研究しています。
現在、アサガオ、レンコンでDNAマーカーの開発を行っています。これらのDNAマーカーを用いて有用形質に関わる遺伝子の検出を行います。
植物育種研初代教授の島津先生が蒐集されたアサガオ系統を保存しています。